2016/09/14

#20. ケリー・スウェイジー: 死してなお続く人生



翻訳ウラ話


固有名詞のカタカナ表記を除いて、訳に困った部分は特になく、短時間で一気に訳し終えた記憶があります。この作品のおかげで、それまで縁のなかったインドネシアの文化や風習について知ることができました。日本人の旅行記も意外とたくさん見つかりました。一般の旅行客が撮った写真を含め、ネット上の多くの画像から、色や質感、現地の空気がよく伝わってきてイメージしやすかったのも、翻訳作業が捗った理由だと思います。



英語学習のヒント


非常に聞き取りやすく、内容もわかりやすいので英語学習に使えそうです。講演者は異文化や外国語、英語が母語でない人に慣れているので、こうした話し方が板についているのでしょう。その意味では日本に住んでいる“ネイティブ”に近い印象です。

学習のアイディアとして、たとえばこの講演の形式やプレゼンテ―ションの仕方をお手本に、日本の文化について紹介するアクティビティをやってみてはどうでしょうか。「日本のことを知らない外国人は、日本のどこに興味を持つだろうか」と考えてネタを探し、それについて調べ、台本を書いて、スラスラ説明できるまで練習を繰り返します。ウィキペディアを読めばわかるようなものではなく、あなたならではの紹介の仕方を見つけてください。


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ケリー・スウェイジー: 死してなお続く人生

Japanese translation by Emi Kamiya, reviewed by Yuriko Hida

タナ・トラジャで人々を結びつける社会的行事は結婚や出産ではありません。インドネシアのこの地域で社会生活の中心となっているのは、盛大で賑やかな葬儀です。人類学者ケリー・スウェイジーは、親戚の遺体を何年にも渡り世話し続けるこの文化に注目しています。西洋の感覚からすると奇妙に感じられますが、実はこれこそが事実をより忠実に反映していると彼女は語ります。生きていることが終わっても、大切な人との関係は終わらないのです。(TEDMEDにて収録)

(2013/10/30 字幕公開)

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